聖徳太子分科経文・維摩経義疏・全訳/花山信勝/昭和会本維摩経義疏を底本とし大正新修大藏經注維摩詰経等を参照して新たに和訳したもの

商品説明
聖徳太子分科経文・維摩経義疏・全訳/花山信勝/昭和会本維摩経義疏を底本とし大正新修大藏經注維摩詰経等を参照して新たに和訳したもの

昭和46年 367P 部数は少なそうです。資料用にもいかがでしょうか。

注維摩詰経
一昭和会本維摩経義疏を底本とし、大正新修大藏經注維摩詰経等を参照して 新たに和訳したものである。
二但し経文と疏文との会合の仕方にも、その訓み方にも、必ずしも従前のものに拠らなかった。 三 経文は大活字(10ポ)で、本文となっている。 四 義疏文は中活字 (9ポ) で、経文よりも二字下げてある。
五 経文の分科に関する義疏文は、特にこれを訳文より外して成るべく原文のまま、経文の
右肩に小活字 (7ポ)で組み、経文を読むための指針とした。

六 即ち経文の大分科は、義疏の説明に従って 通序 別序 正説 流通説 と分け、それぞ
れの中の細分科を経文右肩に[ ]( ) ◎Ao0Qx^x 1 2 3 4 イ "
七 義疏の序文は、一応〔総序〕〔経題釈〕〔科段〕 〔科文]と分けておいた。


花山信勝
仏教学者、浄土真宗の僧。日本仏教とくに聖徳太子研究で著名。第二次世界大戦戦犯教誨師(きょうかいし)。金沢に生まれる。東京帝国大学文学部卒業、同大学院修了後、英・独・仏に留学。1959年（昭和34）東大を定年退官。聖徳太子奉賛(ほうさん)会の研究報告『聖徳太子御製 法華義疏(ほっけぎしょ)の研究』により1935年（昭和10）学士院恩賜賞受賞。1946年より3年半巣鴨(すがも)プリズン教誨師を務め、東条英機(とうじょうひでき)らA級7戦犯、B・C級戦犯の教誨にあたり、処刑に立ち会い、その記録『平和の発見』（1949）を刊行した。1959年より約10年、北米仏教団総長、加奈陀(カナダ)仏教団総長、北米仏教研究所長を務めた。著書に『勝鬘経義疏(しょうまんぎょうぎしょ)の上宮王撰(せん)に関する研究』、『三経義疏』や『往生要集』の校訳、その他がある。東大名誉教授、文学博士。
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