知る人ぞ知るGreen Matamp GT120MV というアンプをペダル化したものです。ネットで見つけた回路で自作しました。
実際のアンプの回路を元にしたエミュレータ的なペダルです。特定のペダルのクローンではありません。またアンプシミュレータというわけではなく、あくまでも歪み系エフェクター/プリアンプという位置づけのペダルです。

METAMPという英国アンプメーカーによるOrangeアンプの見た目だけど緑色のGreen MetampというシリーズのGT120MVというモデルがベースになっています。GT120MVはおそらくOrangeのOR120の改造版だと思われます。
Doom/Stoner系で人気があるようです。チューブアンプですがFuzzっぽい音が出ます。ローも結構出るようになっていますがブーストしているわけではないので、ローが出るアンプで鳴らしたほうがそれっぽい感じが出ると思います。おそらくベースでも良い感じになるではないかと思います。
ローはFuzzっぽい粗さでブーミーな感じですが、プレーン弦や高いところでは倍音感のあるチューブアンプっぽいニュアンスが強くなります。実はすごい歪むというわけではないのですが全体的にサスティン感/コンプ感があるため歪み感が強く感じると思います。また歪の幅もそこそありクランチ系も出せます。個性強めな印象がありますが、意外とアンプライクなサウンドなので弾いていて楽しくなるサウンドだと思います。

回路はいわゆるフルディスクリート回路で、GT120MVの回路を元に真空管をJFETというトランジスタに置き換えるという手法でペダル化されています。アンプとほとんど同じ回路になりますが、全く同じ音になるわけではなく元になったアンプの特徴は出やすいと思います。自作コミュニティを中心によく用いられている方法ですが、最近はブティック系でもかなり見かけるようになってきました。当方もこの手の回路は好きでよく製作しています。ただし弱点もあってノイズが少し多めです。それでもこの方法ならではの豊富な倍音やサスティン、応答性の良さがあると思います。

心臓となるJFETには、2N5457の表面実装版のMMBF5457とJ201の表面実装版のMMBFJ201を使用しています。パッケージが違うだけで中身は同じです。

内部にJFETのバイアス調整のためのトリムがあります。既に調整済ですので調整の仕方が分かる場合を除いて触らないでください。MMBF5457の調整はシビアで少し動かしただけでも音が出なくなる場合があります。

トゥルーバイパス仕様です。

自作のラベルシートを貼っています。

ケースは1950N1とか125Bとか呼ばれるサイズです。(BOSSのコンパクトと同じくらいの大きさです)

電源はセンターマイナスの9V仕様です。18Vくらいまでなら使えるとは思います。電池は内蔵できません。

本体のみの出品です。
レターパックプラスで発送します。送料込みです。時間指定はできません。

個人の自作かつ自分で使うために作ったものですので、作りとしては多少の粗さがあることはご了承ください。入金確認後翌日発送の予定ですが、仕事の都合などで遅れる場合があります。その場合は予め予定をご連絡いたします。現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いします。落札後の動作サポートなどもいたしません。すぐの対応ができない場合があるため、落札日当日の質問は返答できません。落札後、24時間以内にご連絡いただけない場合、3日以内にご入金いただけない場合は、お取引を停止させていただく場合があります。

◆よくある質問 以下については対応可能な場合もあるので、質問欄からお問い合わせください。 以前出品していたあの機種を出品してほしい。⇒当方が設計した基板を使ったものは再度出品可能です。 ラベル無しで作って欲しい。⇒対応可能です。 この機種を作って欲しい。⇒当方で興味があり、かつ回路図が手に入るものの場合はリクエストにお答えする場合があります。ビンテージ系機種はものによります。パーツの入手性や製作の手間を考えると限られたものになります。 こんな改造をしてほしい。⇒出品しているものの改造等のリクエストは内容により可能です。市販品の改造、修理は基本的には行っていません。 個別のリクエストの対応した場合でも基本的には出品します。もしほかの方に落札された場合は再度リクエストしてください。